留学の理想と現実について書いています

留学先での医療について

[2017-09-11 11:04:17]

日本では国民全員が保険に加入しており、1人あたり3割負担という非常に良心的な価格で医療機関への受信が可能です。しかし、海外ではそういうわけにはいきません。病院は日本のように風邪程度で気軽にかかれる場所ではないのです。

例えば盲腸炎で手術となった場合、医療費は30万円ほどかかることになります。これを現金で支払うことは難しいでしょう。健康体だから大丈夫と思っていても、不慮の事故に遭う可能性は誰にでもあります。何かあってから、多額のお金を支払うことができずに苦労するはめになります。

そんな不安を解決するにはどうすればいいのでしょうか。留学生にとって頼れる味方である「留学保険」に加入しておくことです。そもそも、日本のように医療機関にフリーアクセスできる方が少数派なのです。保険がなければ診療を受けることすらできません。「留学保険」は必須と考えておくべきです。補償内容は治療費の補てんはもちろんですが、特約内容もよく吟味して選びましょう。

「留学保険」は出発前、つまり日本にいるうちに加入して、保険証券や現地の病院リストなどのガイドを受け取っておく必要があります。ギリギリでは間に合いませんので、留学1か月前までには保険証券が手元に届くように早めの手続きをしましょう。

イチオシ

留学先として人気の国

[2014-04-30 15:41:09]

今回は、英語圏で日本人に人気の留学先を紹介していきます。

日本人留学生に人気があり、おすすめなのがカナダです。カナダ人は、留学生などの外国人にも優しく親切に接してくれる人が多く、アメリカに比べて治安も良いので過ごしやすいかと思います。留学先としては、語学学校も充実しているうえに、英語圏では他国よりも安い費用で留学することができます。カナダの魅力は、なんといっても緑溢れる自然と都市の融合した街並みです。

英語圏では、他にもオーストラリアなんかが留学先として人気です。暖かくのんびりとした雰囲気のオーストラリアは、日本人以外にも、さまざまな国からの留学生が集まっているため、留学生同士の友達を作りやすいというメリットもあります。

最後にアメリカ。留学生人口でもやはり世界最大規模のアメリカは、他の国では経験できないことがたくさんあると思います。アメリカ自体、移民国家であるため、一口にアメリカといっても地域によってさまざな差があります。

イチオシ

留学先での危険(ニュース引用)

[2014-03-27 13:28]

留学先で心配なものは、留学者さんがある日事件に巻き込まれて被害者になり、最悪の場合は死亡してしまう可能性があるということです。

最近、留学先で事件に巻き込まれるというニュースをよく耳にします。現在、日本の高校生の海外留学者数は約4万人となっており、彼ら全員が安全か、と聞かれたら決して「はい」ということはできないでしょう。留学を希望している人は、留学をする上でそういった危険を認知していただき、自分の留学先は安全なのかどうかお調べになって欲しいと思います。

ですが、海外留学についてはもちろん悪いニュースばかりではありません。

過去にオーストラリアの地元紙で日本人の高校生の留学者について記事になったことがありました。このことは、日本人留学生がしっかりと認められているということですし、しっかりと留学者を受け入れ、待遇もきちんとした留学先を考えて決めることで現地で事故に巻き込まれる可能性はぐんと下がります。これは留学者本人さん、親御さんの義務でもあります。ぜひ、留学について前向きに真剣にお考え下さい。

留学…お金の心配は…

[2014-03-20 18:27]

日本には現在、独立行政法人日本学生支援機構という組織が存在します。勉強、あるいは留学したいのにお金がない…といった人々の助けとなるべく組織されたものです。もしも留学の際にお金が心配という方がいらっしゃっても安心して「日本学生支援機構」を調べてみてください。

ここでは日本学生支援機構が行っている海外留学支援について簡単にご説明いたします。

まず、この組織はお金が必要な人に奨学金という形で支援しています。

奨学金にもいろいろな種類があります。留学開始時期の一年以上前に応募を締切る場合なども。

加えて、奨学金は誰でも受け取ることができるということではなく、「出願条件」というものがあり、留学者本人がその条件を満たしている必要があります。

その条件のほとんどが「学校での成績」「語学力テストの成績」を必要としています。つまり、「海外にただ遊び感覚で留学するのにお金はだしません」ということで、留学者さんの勉強する意思、力がないと奨学金を受け取ることができないのです。

ぜひあなた自身にあった種類の奨学金をお選びになり、真剣な考えで留学というものに向き合ってください。

留学体験者の話

[2014-03-13 14:37]

みなさんは留学したいと思った経験はありますか。また「留学」という言葉に憧れを抱いたことはありませんか。そんなみなさんに留学というものの現状をご説明いたしましょう。

ここからは留学体験者Aさんの体験についての話となります。

Aさんは高校2年生の頃オーストラリアに留学したそうです。きっかけは学校に留学を推奨する制度があり、「留学」というものに対する憧れ、かっこいいという考え、軽い旅行気分だから…といった気持ちで2週間の短期留学に行ったそうです。

ですが、軽い気持ちで行ったせいかAさんはとても苦労しました。日本とオースラリアの価値観や文化の違い、環境の違いというものが想像以上に大きいものであり、その大きな問題はとても簡単に乗り越えられるものではなかったのです。

例えば、日本で財布を落とした時に自分の手元に帰ってくる可能性は高いですが、オーストラリアでのその可能性は、ほぼ0%と言ってもいいでしょう。

日本では当たり前のことでもオーストラリアではなかなか通用しないことのほうが多いですし、それが世界ではグローバルスタンダードなのであり、それは留学する人自身が意識しなければいけないことです。