留学先での医療について
[2017-09-11 11:04:17]
日本では国民全員が保険に加入しており、1人あたり3割負担という非常に良心的な価格で医療機関への受信が可能です。しかし、海外ではそういうわけにはいきません。病院は日本のように風邪程度で気軽にかかれる場所ではないのです。
例えば盲腸炎で手術となった場合、医療費は30万円ほどかかることになります。これを現金で支払うことは難しいでしょう。健康体だから大丈夫と思っていても、不慮の事故に遭う可能性は誰にでもあります。何かあってから、多額のお金を支払うことができずに苦労するはめになります。
そんな不安を解決するにはどうすればいいのでしょうか。留学生にとって頼れる味方である「留学保険」に加入しておくことです。そもそも、日本のように医療機関にフリーアクセスできる方が少数派なのです。保険がなければ診療を受けることすらできません。「留学保険」は必須と考えておくべきです。補償内容は治療費の補てんはもちろんですが、特約内容もよく吟味して選びましょう。
「留学保険」は出発前、つまり日本にいるうちに加入して、保険証券や現地の病院リストなどのガイドを受け取っておく必要があります。ギリギリでは間に合いませんので、留学1か月前までには保険証券が手元に届くように早めの手続きをしましょう。